「国語を苦手にしているがどうしたら良いか」という相談をよく受けます。
国語が苦手な場合によくアドバイスとして言われるのが「本を読め」という内容です。
たくさん本を読んだだけで読解力を上げるにはかなりの時間を要します。
ここでは戦略的に「こうしたら現代文の点数が上がる」という方法を伝授していきます。
具体的には
①自分のレベルよりもちょっと上の本を頭を使って読む
②読み方のルールを抑える
③背景知識を仕入れる
ということを続けていきます。
実際に私が相談を受けてこの方法を指示し、偏差値が50→65、38→60などに上がりましたので効果は実証済みです。
①自分のレベルよりもちょっと上の本を読む
国語の成績(この場合現代文)はその子が生きてきたヒストリーや読んできた本の質と量で決まります。
「うちの子は本は読むのだけど、国語の成績は悪くて。。。」という話をちょくちょく聞きます。
よくよく聞いてみると「ハリーポッターは読破した」「絵本は好きでよく読んでる」という話だったりします。
受験に必要な読解力は、読みやすい本をいくら読んでもつくことはありません。(もちろん全く読まないよりはマシです)
読解力は筋トレと同じで頭にある程度の負荷をかけなければ付くことはありません。
読んだほうが良い本は具体的には中学受験の小学生、中学生なら
・岩波新書
・ブルーバックス(講談社)
などがオススメです。
もちろん読書経験が無い生徒さんにはハードルが高いので、読みやすい、自分が興味を持てる分野の本を読みます。
これを1週間で1冊を読破するペースで進めます。これを最低3ヶ月続けると単純計算で12冊になりますが、国語の成績を短期間で上げるには最低限このくらいの読書量は必要です。
国語が出来ない生徒さんの大部分はまず読書量が圧倒的に足りません。文章を読めるようになるには文章を読むしか無いのです。
1日30分で良いので、まず毎日読書を継続する習慣を作ってください。
②読み方のルールを抑える
これには「出口汪」さんの書いているシリーズを使います。
小学生の中学受験向きなら
小学国語 論理国語
高校受験の中学生なら
高校受験 システム国語
大学受験なら
システム現代文シリーズ
をこつこつ読解のルールを覚えながら習得していきます。
③背景知識を仕入れる
論説文を読む際に、書かれている内容がわかるだけで差が付けられる局面がままあります。論説文を解いた後、その扱われているテーマについて調べて主張や論点についてルーズリーフにまとめておきます。
それをストックしながら、論説文(説明文)を読む上で重要な論点については内容をキャッチアップしておきます。
オススメなのは
Z会「現代文キーワード読解」
学研プラス「現代文読解のテーマとキーワード」
駿台文庫「現代文テーマ別頻出課題文集」
から1冊内容を読み込めば良いでしょう。
上記のことをやり続ければ偏差値は跳ね上がることは間違いないです。
論説文で安定的に点数が取れると入試にはかなり有利になってきます。
上記の3点を意識して勉強してください。

