「内申点って、今からでも上がるの?」
中3になったばかりの時期に、こんな不安を感じている方は多いのではないでしょうか。
結論から言えば、中3の4月からでも内申点は十分上げられます。ただし、正しい方向性で取り組むことが重要です。この記事では、内申点の仕組みと今から取り組める具体的な対策を解説します。
内申点とは何か?まず仕組みを理解する
内申点とは、学校の成績(通知表の評定)を点数化したものです。東京都の場合、9教科の評定(5段階)を合計した45点満点が基本になります。都立高校の一般入試では内申点と当日の試験の点数を組み合わせて合否が決まります。私立高校の推薦入試では内申点が出願基準になることもあり、足りないとそもそも受験できないケースもあります。
内申点が上がらない3つの原因
①テストの点数だけを意識している
内申点は定期テストの点数だけで決まるわけではありません。授業態度、提出物、実技教科の取り組みなど、総合的な評価が反映されます。
テストで高得点を取っていても、提出物を出し忘れていたり、授業中に消極的だったりすると、評定が下がることがあります。
②実技教科を軽視している
音楽・美術・保健体育・技術家庭の4教科は後回しにされがちです。しかし都立入試では実技4教科の評定は2倍で計算されます。実技1つ上げると主要5教科を2つ上げるのと同じ効果があります。
③学期末だけ頑張ろうとする
内申点は1年間の積み重ねで決まります。学期末だけ頑張っても日頃の授業態度や提出物の評価は変わりません。
今から取り組める具体的な対策
提出物を必ず期限内に出す
提出物は内申点に直結します。どんなに忙しくても、期限内に提出することを最優先にしましょう。提出物の内容より、出すこと自体が重要です。
授業中に積極的に発言する
授業への参加姿勢は評価に影響します。分からなくても、手を挙げて質問するだけで積極性を示せます。特に1学期は先生の印象が固まりやすい時期なので、最初から意識して取り組みましょう。
実技教科に本気で取り組む
体育の授業では全力でプレーする、美術の作品は丁寧に仕上げる。こうした取り組みは、評定を上げる近道です。実技教科は努力が評定に反映されやすい傾向があります。
定期テストで着実に点数を取る
内申点を上げるためには、定期テストで安定した点数を取ることも重要です。テスト2週間前から計画的に準備し、苦手な教科を重点的に対策しましょう。
内申点と志望校選びの関係
都立高校の入試では、9教科の評定を一定の計算式で換算した「換算内申」が合否判定に使われます。主要5教科(各5点×5)+実技4教科(各5点×2倍×4)で計算され、65点満点になります。都立高校では自分の内申点と志望校の目安を照らし合わせて現実的な志望校選びをすることが大切です。私立との併願戦略を考える際にも、内申点の状況に合わせた都立・私立の組み合わせが受験成功のカギになります。
受験戦略を整理したいと思ったら
内申点の対策だけでなく、志望校選びや都立・私立の併願戦略まで高校受験全体の方向性を整理したい方には、受験コンサルティングをご活用ください。現在の内申点・模試の状況をヒアリングしたうえで、何を優先すべきか個別に整理します。まずは60分の受験相談(¥9,900)からご利用いただけます。
まとめ
- 内申点は提出物・授業態度・実技教科も影響する
- 実技4教科は都立入試で2倍換算のため特に重要
- 中3の4月からでも正しい取り組みで内申点は上げられる
- 内申点に合わせた志望校・併願戦略が受験成功のカギ
中3の1学期は内申点を大きく動かせる最初のチャンスです。今すぐ取り組みを始めましょう。

